琉球独立運動
戦後69年、沖縄返還から42年。 沖縄にとって、戦争はまだ終わっていない! 琉球人教授が書き下ろした、植民地琉球の歴史と現状、そして独立への道!!
なぜ今、独立なのか? 現在、辺野古新基地建設で政府と対立を深める沖縄。戦後70年、“本土復帰”から43年経った今も、在日米軍基地の74%が集中する現実。沖縄において“戦争”は決して終わっていない。その現状、政府による差別の歴史、琉球国の歴史や民族独立運動、世界の独立運動などをふまえ、琉球人学者が独立の具体的な方法とその未来図を提案する。決して絵空事ではない、実現可能な政治的・経済的道筋が示される。
沖縄の民意が、日本政府に一顧だにされない状況の危機感から、沖縄の明るい将来展望を切り開くために、琉球新報社はキャンペーン報道『道標(しるべ)求めて―琉米条約160年 主権を問う』を企画(第1回は昨年5月1日)、社を挙げての取り組みとなりました。連載は開始直後から反響が大きく、100回を数える長期連載となりました。本書はその連載記事、特集などを再構成、加筆をして編集したものです。
沖縄は独立へ向かうか(朝日新聞オピニオン 日本がわかる論点2016) Kindle版
復帰後も米軍基地は大きく減ることなく、日米安全保障体制が沖縄を蹂躙し続けた。普天間移設問題が注目されているが、解決の糸口は見えていない。一部では日本からの独立論も出ている。独立せずとも自己決定権を自治にどう生かすかという議論も起きている。沖縄は独立へ向かうのだろうか。
このままでは沖縄は中国に呑み込まれる: 「自己決定権」と沖縄のルーツをめぐって Kindle版
勝岡寛次 (著) フリー・アジア・ネットワーク
(本文より) 「私が本書で明らかにしたいことは、まず、沖縄の民族的ルーツをはっきりさせること。これが一点です。そして二点目は、日本は琉球王国の独立を否定して、沖縄を侵略したのか。沖縄は日本の植民地だったのかという点です。 もう一点は、最近、中国はいわゆる「南京大虐殺」にならったのかどうか知りませんが、「琉球大虐殺」という言葉を盛んに言い始めております。この問題についても触れてゆきたいと思います」
尖閣諸島・対中問題
まったく解決の道が見えない尖閣問題。有事が発生した際、日本は尖閣諸島および沖縄周辺の海域を防衛できるのか? 基地問題、オスプレイ問題で迷走する日米同盟。じつは島嶼防衛に対して、戦略はおろか、装備面でも米国海兵隊に依存するしかない現実。ここ数年で中国の軍備はますます充実している。米軍関係者が、「戦争のプロフェッショナル」の観点から、いま最もリスクの高い場所「宮古島」への中国軍上陸シミュレーションなどを踏まえながら、巷にあふれる「自衛隊は中国軍より強い! 」論こそ日本の安全保障にとって危険であると説く。真の安全保障を日本人にうながす極めてリアルな尖閣防衛論が遂に登場!!
基礎知識編(検証ドキュメント「2010年9月の尖閣事件」
尖閣諸島は日本固有の領土である)
本質究明編(ひれ伏す日本 嵩にかかる中国
中国の狙いは清朝版図の復活)
日本防衛編(尖閣で日中戦わば、自衛隊は勝つ
中国の「日本自治区」化はすでに進行している)
尖閣国有化後、緊張高まる中国全土と東シナ海。燃え上がる「領土問題」のリアルと真実がここにある! 東京都の尖閣現地調査に同行した唯一のフォト・ジャーナリストが、最新のスクープ写真から貴重な上陸写真や日本人村の写真、一次史料まで、23年間にわたり追い続けた成果を一挙公開。「尖閣は日本固有の領土である」ことを写真、史料、文章で証明する。
尖閣諸島が日本の領土である動かぬ45の証拠を、豊富な画像で列挙。中国側の主張は、この証拠を前にすべて崩壊する。
本書は陸・空・海の元自衛隊幹部が徹底的に議論し、シュミレートしてまとめあげた、尖閣諸島沖でも日中遭遇戦のシナリオです。いかに接近し、いかに接触の末、開戦に至るのか。当初はどのように戦いは推移し、米軍はどの時点で、どのようにして 出てくるのか。 あわせて日中それぞれの武力を比較検討して、戦力差を検証しています。 尖閣諸島をめぐる緊張状態は今後もつづき、いつ不測の事態が起きてもおかしくない、というのが防衛の専門家の見解です。 日本は国土を守れるのかということを考える際の、実践的で刺激的な一冊です。
尖閣問題の起源―沖縄返還とアメリカの中立政策 – 2015/4/27
東アジアを揺るがす危機の核心とは何か。日本、アメリカ、国府、中国、そして民間アクターの複雑な動きを詳細に叙述、沖縄返還とアメリカの中立政策の影響を軸に、尖閣が妥協の困難な領土問題として浮上する過程を鮮明に描き出す。日中危機を根源から理解するための必読の成果。
中国はいかに国境を書き換えてきたか 地図が語る領土拡張の真実 – 2011/4/19
中国研究の第一人者が、四十有余年にわたる実証的研究を基に、中国の本質を描き出す。 威嚇と恫喝を繰り返す中国に対処するための、理論武装のバイブル。 中国四千年の膨張と縮小が一目でわかる本邦初公開の歴史地図や2001年に発表された最新の中国軍の戦略図など、中国のこれからを予測する上で大変役に立つ地図が満載。
二〇一〇年の尖閣諸島沖衝突事件であらわとなった中国の対日強硬姿勢。東シナ海の石油・天然ガスの開発を巡る緊張状態のうえに、さらには「沖縄は中国の領土だ」と主張、韓国やフィリピンなどの南シナ海諸国とも次々に争いを起こしている。職業的反日運動を行う「新華僑」が尖閣諸島を包囲・上陸するという「千船保釣」宣言も出されているいま、無防備な日本人が知らない“中国の領土拡張・海洋進出政策”の真の狙いとは何か、日本はどのように対処していくべきかを、鋭い筆法で評論活動を続ける著者があばく。
沖縄戦・沖縄の歴史観
そうだったのか「沖縄!」 – 2015/5/9
沖縄戦史の中で沖縄戦は、1945年(昭和20年)3月26日、米軍の慶良間諸島攻撃から始まるとされている。しかし、実際には米軍の上陸直前、慶良間諸島に集結した米艦隊に、石垣島から飛来した10人の特攻隊が突入した事実があり、沖縄戦はその特攻から始まったとするのが正解ではないのか。その時に活躍した特攻隊こそ、沖縄戦ののろしを上げた軍人たちであり、隊長は石垣島に生れた24歳の軍人伊舎堂用久であった。本書はその特攻隊の物語である。
特攻 空母バンカーヒルと二人のカミカゼ
―米軍兵士が見た沖縄特攻戦の真実 単行本 – 2010/7/12
1945年5月11日、沖縄沖の米艦隊を目指し、多数の特攻機が九州から飛び立った。そして安則盛三中尉(旅順師範学校・21歳)と小川清少尉(早稲田大学・22歳)の搭乗機がバンカーヒルに突入、この空母は甚大な被害を受け、650名以上が死傷した。本書は、その日の激闘を中心に、そこに至る経緯、そしてその後を描いたノンフィクションである。
日米関係
オキナワ論 在沖縄海兵隊元幹部の告白 – 2016/1/15
「NO」しか言わないオキナワのままでいいのか?誤解だらけの基地問題、政権交代とトモダチ作戦の裏側、偏向するメディア――政治的思惑と感情論ばかりが支配する空気に抗い、事実に基づいて日・米・沖のあるべき姿を探究し続けた二十年。歴史研究者として、海兵隊の政治顧問として、情熱を傾けてきた著者が沖縄問題の虚実を解き明かす。沖縄も政府も米軍も、傾聴すべき直言が満載の刺激的論考。
だれが沖縄を殺すのか – 2016/4/16
ロバート・D・エルドリッヂ (著) PHP新書
第1章 沖縄人民の民族自決?──沖縄独立論という虚妄
第2章 「真実」を報道せず「感情論」を煽り立てる──沖縄とメディア
第3章 民主主義を守れていないのはどちらだ──あまりに悲しき不透明な政治
第4章 これ以上、普天間について噓を言うな──いまこそ持続的で包括的な政策を
第5章 日米同盟と海兵隊が日本に欠かせない理由──世界のために何をすべきか
沖縄問題
沖縄に内なる民主主義はあるか
―沖縄問題を根底から問う、衝撃の書! – 2012/7
又吉康隆 (著) 地方・小出版流通センター
沖縄の不都合な真実 – 2015/1/16
これが「カネと利権」の構造だ。政府と県の茶番劇、公務員が君臨する階級社会、異論を封じる言論空間……沖縄問題の語られざる現実を炙り出す。
「翁長の沖縄」は数十億人を危機に陥れる!日本人は沖縄への加害者意識を捨てよ!無法、プロパガンダ、独裁、中国、偏向、被害者意識…閉ざされた沖縄の異常性。沖縄に住み、商売もしたケントと元海兵隊幹部がアメリカのホンネを激白する。
報道されない沖縄基地問題の真実
篠原 章 (監修) 宝島社(2016/2/20)
普天間基地の辺野古移設は、紆余曲折を経て国と沖縄県との訴訟合戦にまで発展し、今や出口の見えない政治問題と化しています。果たして沖縄だけが基地負担を押しつけられているのか。そもそも「基地負担」「基地被害」とは何なのか。本誌は、ベストセラー『沖縄の不都合な真実』の著者・篠原章が、マスコミが報じない事実を中心に、沖縄の基地問題に関する正しい情報を、豊富な図版や写真を用いてわかりやすく解説します。
沖縄問題の起源―戦後日米関係における沖縄1945‐1952 – 2003/6
沖縄はいかにして戦後問題の集約点となったのか?日米の関係者へのインタビューや膨大な新資料に基づき、戦後沖縄の地位を決定付けた講和条約第三条の形成過程をはじめて本格的に解明、沖縄問題を考える確かな視点を示す。
沖縄メディア
翁長知事と沖縄メディア 「反日・親中」タッグの暴走 – 2015/11/30
「百田発言」で注目の「沖縄タイムス」と「琉球新報」は、毎日何を書いているのか。稀代の「怪物知事」を生んだ異常な背景を解き明かす! 《エスカレートする翁長氏の行動は、いずれも県紙2紙をはじめとした沖縄メディアが事前に煽ってきたものだ。翁長氏の知事就任以来、沖縄県の強硬姿勢と沖縄メディアの翼賛報道は、相互に増幅を繰り返しているように見える。言ってみれば、翁長氏は沖縄メディアの「脚本・演出」を忠実に実現する、偉大な「主演俳優」なのだ》